「読み声」は実力が表れる
声に出して読んでもらうと、その子の傾向がよく見えてきます。
言葉のリズム、抑揚、発音の正確さ……読み声には、その子の「言葉の力」が如実に現れるのです。
読書というと「静かで地味なもの」というイメージがありますが、本当は違います。
言葉は、本来もっと力強く、躍動感のあるもの。
そして、それを自分の中にしっかり通していくのが「よみごえ」です。
「わざわざ声に出すこと」が大事
とはいえ、一人で音読するのはなかなか面倒なもの。
大人だって、新聞や漫画をわざわざ声に出して読む人は少ないですよね。
でも、この「面倒くささ」こそがポイント!
声にする、音にするというひと手間があるからこそ、言葉が定着するのです。
面倒くさい=負荷が重い からこそ、身につく。力になる。
「わざわざ声に出して読む」ことが大切だと考えています。
「よみごえ」は、ただ音読するだけではなく、言葉を自分のものにしていく必須のプロセス。
だからこそ、
早すぎず 遅すぎず
多すぎず 少なすぎず
簡単すぎず 難しすぎず
その都度いかにいい塩梅を見極めるかが、私の仕事の醍醐味でもあります。
「楽しくやっていたら、いつの間にか英語がすごく上達してた」を目指して!!
精進します。
目次